お悩み事例

他社の仕上りが納得できない

メーカーや他社にオーバーホールの作業を依頼して帰ってきたけど、どうも仕上がりに納得できないというご意見もよくいただきます。
特にメーカーのオーバーホール後にこの傾向が多いようです。

原因としては、

  • 予算上限を決めてメーカーオーバーホールに出した

というのが一番の原因です。

メーカーさんのミスではなく、「予算上限」という足かせがあることによる、メーカーさんとユーザーさんの情報の行き違いによるものです。

例えばこのような流れです。

  1. 釣具屋さんでオーバーホール依頼
  2. お任せにするのか、予算上限を決めてオーバーホールをするか、メーカーによってはABCコースでの作業依頼となる
  3. メーカーは依頼条件に沿って作業 予算上限が決まっているので、不具合部品は予算内で交換、いつつか不具合が残ったまま
  4. ユーザーさんが受け取ったら、「なんだこれ、なおってないじゃん」

あなたにもお心当たりありませんか?
弊社ユーザさんからは、「メーカーは技術力がない」「メーカーは手を抜いている」というご意見を頂戴することがありますが、決してそのようなことはなく、ほとんどが予算上限を決めた依頼でこのようなケースになることが多いのです。メーカーだって仕方がないんです。

弊社では、予算上限内での作業は承っておりませんこれはかかる金額は全て請求しますよというボッタクリ業者の意味ではありません。
弊社での作業の基本は、フルオーバーホール作業+不具合ベアリングはできるだけ交換、というのが前提で作業をしますが、作業途中でギヤ磨耗やその他不具合が見つかった場合は、必ずお客様へご予算や作業内容、「ここをこのように交換しないと、このような症状になる」というご説明をし、ユーザーさんが納得いただいた上で、部品手配と作業を行うようにしております

ご説明段階で、予算が合わなければ、部品手配はしませんし、交換もいたしません。その代わり不具合は完全解消出来ずにお戻ししなくてはならなくなりますが、この時点でユーザーさんご納得の上での作業中止、お戻しですので、「予算が厳しいから我慢して使おう」というお気持ちに素直になっていただくことが出来るのです。
また、逆に金額を理解した上での追加部品手配、作業調整ですので、「帰ってきたらとんでもない予算だった」ではなく、「予算はかかったが、キッチリ不具合が修復できた」という結果にもつながるのです。

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