みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。
トップページに記載のあります通り、冬期にお申し込みいただいたリールが予想以上に多く、混雑がまだ続いています。
皆様には納期の件でご迷惑をおかけ致しておりますが、順番に作業を行い、必ずご連絡差し上げますので今しばらくお待ちくださいませ。
今月に入ってからのお申し込みは通常通りまで減って来ていますので、少しずつ納期も戻っていく予定です。
また、現在新しくシステムを構成中です。
リールが届いてから作業するまでかなり時間がかかり、連絡もできない状態で、皆様には常時ご不便、ご心配をおかけしております。整備依頼書もこのペーパレスの時代には合っていないなと感じてます。
「自分がお客だったら」という考えを元に出来るだけ皆様にご心配をかけない仕組みにしていかなくてはならないと思っています。システム完成までしばらく現状のお申し込み方法や流れを継続させていただきますが、システム完成後は、お客様のご不便を出来るだけ解消し、弊社の業務効率も格段にアップする見込みです。
今しばらくお待ちくださいませ。
スプール変形が立て続けにありましたので、皆様もご注意ください!
その1
11オシアジガーのスプール変形
弊社で作業後、お客様がラインを巻いた途端にスプールがロックしたとの事で発覚しました。
写真ではわかりにくいですが、平らなデスクの上で転がすと、一定速度で回転しないのですぐにわかりました。
説明書にも記載があるようで、ナイロンで下巻きをする場合は、「緩めで」との注意事項。
私個人の意見としては、巻き始めの滑り止めをナイロンでするのはOK、下巻きは可能な限りメインラインに太さの近いPEや火線で、という意見です。特に最近のリールのスプールは軽量化のため肉薄なので、ナイロンの収縮圧には弱いと思います。オシアジガーに限らず、下巻きを多用するオフショアのリールでは要注意ですね!
その2
14ステラのスプール変形
80、90の大鯛ヒットでドラグを入れ込んで変形。
一定のドラグを入れると、スプールとドラグノブがロックして同じ方向に回ってしまうという厄介な現象でした。
こちらは使用ジャンルによってはナイロンやフロロを使うと思います。
今回は、下巻きの圧もあるようですが、リールに対してのドラグと魚の大きさに間に合わずに変形してしまったという感じでした。
街の量販店さんでライン巻きのサービスをしているのをよく見ますが、機械巻きでガンガンナイロンにテンションかけて下巻きしているのを見かけたときは流石に指摘しました(笑
そうなんですかぁ?とおっしゃっていましたが、後日確認したらスプール変形でメーカーへ修理出したそうです。。。。
皆様もお気をつけください!
リールメンテナンスドットコム