釣行後の水洗いはできるだけ毎回行いましょう。

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

釣行後の水洗いが大事なことは、このブログでも触れていますが、特にオフショアリールの水洗いを怠ると大変なことが起こる一例です。

 

 

このリールは、ある遊漁船の船長さんのリールです。

港の環境によっては、真水の水道設備がなく、釣行後にすぐに水洗いができないことがありますよね。

ましてや船長さんの持ち物やレンタルタックルだと、連続で予約が入った時なんかは、きちんと洗えずにそのまま次の日に使うなんてこともあるかもしれません。

 

船長のリールに限らず、一般ユーザーさんでも、数日連続予約入れて、釣りの後そのまま船内で預かってもらうなんてこともあるはず。

 

塩水を甘く見てはいけません。

今回のリールは11オシアジガーなので、割とスムーズに水を排水する機構になっていますが、塩水が残ったままで生乾きしてしまうと、塩分結晶ができます。

一晩あれば十分です。しかも翌日の釣行が晴天なら、移動中に見事な天然塩が完成するはずです。

 

今回は、運よくベアリング不良だけで済み、ワンウェイクラッチやギヤは無事でした。

それでもベアリングはほぼ全滅でしたので、合計1万中盤になってしまいました。

 

「今日ぐらい洗わなくてもいいだろう」は命取りですよ(笑


リールメンテナンスドットコム 内田雅和

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