整備日誌

臨時休業のお知らせ

2017.11.07

 

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

本日11月7日は、スタッフ研修のため臨時休業とさせて頂きます。ご了承下さいませ。
スタッフ植村、オフショア研修2回目です。前回はタイラバ初挑戦、初乗船、最初の流し1投目でいきなり入れパクという快挙後、船酔いで終日ダウンでした。。。

本日は半日便午後コースで挑戦です。スタッフといっても家族親戚3名ですが。。。。自分はその横でいつも通り遊んできますwww

リールメンテナンスドットコム 内田雅和

スタッフ一同

1年に1回は。。。にこだわらず、違和感を感じたらご相談を!

2017.11.05

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

 

定期的なオーバーホールの一つの基準として、「1年に1回は」というご提案を弊社でもしておりますし、メーカーさんでもそのようなアドバイスがあります。

あくまで目安としての期間です。

違和感を感じたら出した方がいいかもしれませんという一例です。

 

リールは15ルビアス3012H、2017年3月にご購入、月間1〜2回のご釣行で、約30回の使用で回転に違和感、異音がで始めたということでご依頼いただきました。

ご使用用途は、サーフヒラメ。潮かぶりや砂の危険性があるフィールドですね。

使用回数的には標準的なので、もしかしたら機種特有の違和感やギヤノイズ、マグシールドノイズなどを気になさっておられるのかなと思いましたが、現物拝見し、テスト1回転目で、ザラザラ。。。ベアリング不具合確定です。ギヤは大丈夫そうな感触!

 

スプールのドラグ部分には若干水分が入った形跡。

ドラグは入れ直さなくて大丈夫そうなので、クリーニングのみで対応。

 

スプール外して、スプール受け部分

 

 

スプール受けのベアリングが、がっつり錆びて固まってます。いわゆる固着。全く回らないです。

この時点でスプールからの水分侵入確定です。

 

そして、以前もお話しした「軸を伝って水分が入る」まさにそのまんまの写真が取れました。

 

 

シャフトが結構な良い色になっているのが見えますか?

この時点で、ローターナットに入っているベアリングも塩がみ確定。

検査しましたら、ダメでした。

 

 

例によって、マグシールドも心配しましたが、こちらは問題なくマグオイルも保っており、

その下のピニオンギヤに入っているベアリング2個とも全く無事でした。

以前もブログで紹介しましたが、マグシールドはこのようにちゃんと機能している場合が多いので、特にメインのマグシールドは抜かない方がいいと思います。

ソルト使用なら絶対ですね。

 

そして、マグシールドでは防げない、シャフトからとサイドからの塩水侵入で、

 

 

エンジン内部に塩分結晶、グリスは真っ黒け。。。
ドライブギヤ左右のベアリングもガリガリという感じでした。ウォームシャフトベアリングも塩がみ。

 

最終的に、ベアリング6個交換で、バッチリの回転が復活。

ギヤノイズもなく、ややマグシールドの摩擦音は出てますが、問題ない許容範囲内。

11,080円(税別)+お返しの送料でした。

 

最近よく感じるのは、使用回数、使用状況にある程度は左右されますが、塩がみだけは本当に運みたいなところあると思います。

オフショア釣行で2年オーバーホールなしでなんともないリールもあれば(開けてみるとしおしおですが。。。)

今回のようにご購入後の使用回数が少なくても、バリバリベアリングが錆びてしまうこともあります。今回のユーザーさんの釣行後のメンテ聞いてみると、ちゃんと水洗いもドラグ締めもされているので、特段問題なかったです。

 

「違和感が出たらひとまず相談を」が一番の近道のようです。

可能な限り、本当にそれが違和感なのか、機種独特なのか、事前にしっかり予測を立ててお話ししています。

今回みたいに、使用過程で不具合が出たっていうのも使用回数関係なくありますので!

月並みですが、やはりまずはご相談を!ですね。。。。

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田雅和

シマノのマイクロモジュールギヤの音について

2017.11.03

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

シマノのマイクロモジュールギヤ搭載の機種について、「異音がする」というご意見が多いので、ご紹介させていただきます。

 

 

 

新型になったアンタレスに始まり、現在のシマノのベイトリール、スピニングリール共に多数搭載されている、マイクロモジュールギヤ

「新品なのに異音がするんですよ」というご意見をたまに頂戴することがあります。

ほんとんどが、異音ではないギヤの音をご指摘されている場合が多いです。

「モーターのような音」

「ウィンウィンという音」

このような音はマイクロモジュールギヤの特性なので、不具合ではなく正常です。

早いリトリーブや、オシアジガーなどでしゃくる動作をするとこの音が出やすい傾向にあります。

また、経年でメインギヤのグリスが薄くなって来たときに音を拾いやすい傾向にもあるようです。

同じ機種で、個体差で音の大小があったり、機種によって音の大小もあるようです。

 

上記写真のメタニウムMgLは、ベアリング不良もありましたが、オーバーホールのグリスアップ後、ギヤノイズは大変静かになりました。

 

ご注意いただきたいのが、経年が経っていないから不具合ではなく、この音は正常なんだと勘違いをされないことです。

結構弊社サイトで、「これは正常ですよ」と書いているので、何でもかんでもある程度は音が出ると勘違いなさっているユーザーさんもいらっしゃって、

先日もお預かりしたら、ギヤや正常のノイズではなく、明らかに不具合があったという事例もありました。

 

なかなか判断がつきにくいとは思いますが、現行モデルであれば、釣具屋さん店頭で同じリールを触らせてもらって確かめることが一番正確です。

弊社もお電話やメールでのご相談なので、お客様のリールの状況を事前に確実に把握することができません。

弊社の引き出しからあらゆる不具合や不具合でない「パターン」がありますので、ご紹介して照らし合わせて予測を立てるだけです。

最終的には「お預かりしてみないとわからない」のが現実ですが、少しでも事前の判断材料になればとご紹介をさせていただいております。

 

リールメンテナンスドットコム 内田雅和

 

釣行後の水洗いはできるだけ毎回行いましょう。

2017.10.29

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

釣行後の水洗いが大事なことは、このブログでも触れていますが、特にオフショアリールの水洗いを怠ると大変なことが起こる一例です。

 

 

このリールは、ある遊漁船の船長さんのリールです。

港の環境によっては、真水の水道設備がなく、釣行後にすぐに水洗いができないことがありますよね。

ましてや船長さんの持ち物やレンタルタックルだと、連続で予約が入った時なんかは、きちんと洗えずにそのまま次の日に使うなんてこともあるかもしれません。

 

船長のリールに限らず、一般ユーザーさんでも、数日連続予約入れて、釣りの後そのまま船内で預かってもらうなんてこともあるはず。

 

塩水を甘く見てはいけません。

今回のリールは11オシアジガーなので、割とスムーズに水を排水する機構になっていますが、塩水が残ったままで生乾きしてしまうと、塩分結晶ができます。

一晩あれば十分です。しかも翌日の釣行が晴天なら、移動中に見事な天然塩が完成するはずです。

 

今回は、運よくベアリング不良だけで済み、ワンウェイクラッチやギヤは無事でした。

それでもベアリングはほぼ全滅でしたので、合計1万中盤になってしまいました。

 

「今日ぐらい洗わなくてもいいだろう」は命取りですよ(笑


リールメンテナンスドットコム 内田雅和

ベイトリールのライン巻き取りの「かたより」について

2017.10.28

 

 

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

 

レベルワインドの付いているベイトリールで、「ラインの巻き取りが片方にかたよってしまうんですよ」というご相談を頂戴することがあります。

リールの機能に問題がある場合もありますが、そのほとんどが他の原因であることが多いので、ご紹介いたします。お問い合わせの前の検証材料にしてみられてください。

 

・新しくラインを入れる時にきちんと入っていない

ご自宅で新品ラインをご自分で入れられるユーザーさんに多い事例です。ライン巻き取り機やセッティングで、リールのセンターとラインスプールのセンターがあっていなかったり、巻き取る時にメカニカルブレーキがゆるゆるで片方に片寄ったりといったことが原因で、片寄りが生じてしまうケースです。

セッティングをしっかりして、途中途中で形を確認しながら巻いていけば防げます。

 

・下巻きをしている

きちんと下巻きをして入れば良いのですが、下巻きの長さが必要だから結構乱暴に巻いて、下巻きの時点で片寄っているなんてことも結構見ます。

また、下巻きのラインと本線ラインの太さが違いすぎて、下巻きのラインの束の間に入り込んで巻き取りがガタガタになってしまうということもたまに見かけます。

下巻きとはいえ丁寧に巻きましょう!あと本線ラインとのバランスも必要です。

 

・新品時はちゃんと巻けていたが、釣りに行ったら片寄った

これも結構多いですね。時にオフショア、沖釣りで使う場合の方が多いかな。。。

ラインを早く落とすために、メカニカルがゆるい場合が多いですよね。なので、先ほどと同じ理由で、メカニカルがゆるゆるで、スプール位置が左右に動き、片寄ってしまうということがあるようです。また、メカニカルはしまっていても、回収時に竿が曲がって船との角度もついて、ラインが片寄った状態で巻かれてしまう場合もあります。

いずれの場合も、大きな片寄りではなく、釣りから帰って、「あれ?」と思ってご相談いただくことが多いです。一度巻き直すか、釣りの時にある程度のテンションで偏らないように巻きとれば解消可能です。

 

・明らかに半分から片方だけに寄っている、一部分だけ厚く寄っている

これは完全にリールの不具合ですね。レベルワインドが動かなかったり、途中で止まったり、端っこだけで少し止まって、ある程度で動いたりなどなど。。。

ただ、この場合は動きでわかるので、ほとんどのユーザーさんが「レベルワインドがおかしいです」とご相談されます。さすがにわかりますよね(笑

 

今回の件だけではなく、トラブルや不具合の原因を全てリールのせいにしないで、一度冷静に状況を把握、判断して見られてください!

ちょっとした時の洞察力、観察力は、きっと実釣にも役立つはず!

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田雅和

 

 

穴があるからといって注油しちゃダメですよ。

2017.10.24

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

最近レバーブレーキリールのご依頼が多くなってきました。季節もあるのでしょう。
中古ショップ時代からの印象なのですが、スピニングのローター部分から注油をされるユーザーさんが多いように思います。

特にレバーブレーキリールは、10台に6台くらいはそうなってます。

 

ここですここ!(ぼやけてますが、ドライバーが指し示している穴)

 

 

穴があるからといって、注油してはいけません。この穴は、右側にあるネジを差し込む穴の予備です。ローターナットの位置によって、どちらかの穴を使ってネジを入れます。

通常のスピニングリールでは、この下にワンウェイクラッチという逆転正転を切り替える装置がありますし、

レバーブレーキリールでは、この下に思いっきりブレーキ機構が入っています。

細やかに注油すればするほど、逆転したり、ブレーキが効かなくなる原因となります!

ここへは絶対に注油しないでください。

 

メーカーは違いますが、同じくローターの穴に注油しすぎてすごいことになっている実例です。

 

 

これはまた極端な例ですが、この部分だけではなく、ボディ内部にブシューとグリススプレーを吹いてあるリールもよく見かけますが、

グリスの継ぎ足し、過多な注油は、リールの機能を損ねます。

継ぎ足していいのは、秘伝のタレだけです(笑

グリススプレーのお話は別の機会にじっくりお話ししますが、通常のセルフメンテナンスでは、私はグリスは必要ないとご提案しています。

ベアリングへの注油で十分です。正確には、グリスは脱脂洗浄して適材適量塗り直さないと、パファオーマンスを発揮できませんので!

だからこそ、「定期的なオーバーホール」が必要になってくるのです。

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田

これだけ毎日作業をしていても、リールを分解するまで原因はわかりません!

2017.10.23

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。
今日はつくづくと初心に返るのが大事だと痛感しました!

ご依頼リール 05イグジスト2004

症状:ハンドルを回転させるとシャリシャリとした感じ、異音もする

 

分解前に必ず回転テストをします。

自分の感想「こりゃあダイワ独特のギヤノイズっぽいな。。。作業して変わらなかったら、ギヤ交換するかどうかお客さんに聞いてみなきゃ。。。」

 

さてさて分解です。

 

 

分解してベアリングの磨耗テストをしてビックリ!!!!

1回転でわかるくらいベアリングがザラザラのものが、なんと5個もありました。

 

・ハンドルノブのベアリング2個

これは数日前のブログでも紹介しましたね。

 

・ピニオンギヤ上部のベアリング

ザラザラと結構ないい音が出てらっしゃいます(笑

 

・ドライブギヤ左右のベアリング

こちらも結構ザラザラです。

 

以上4個交換し、オーバーホール、組み込みテストしてビックリ!

 

軽い軽い!巻き心地バッチリ!しかもギヤは「当たり」個体!!!ノイズがほとんどありません。。。。。

 

きっとユーザーさんも喜んでいただけると思います。

 

ご予算ですが、工賃4,700円、ベアリング4個交換だけで済んだので、9,700円(税別)+送料でした!

このリールはエリアでご使用の淡水使用だったんですが、弊社では日頃はソルト使用のリールの扱いの方が多いので、

ベアリング不良といえば、ゴリンゴリンのシャリンシャリンというイメージ。

ところが今回お預かりのリールはエリア使用ですので、ベアリング塩がみはほぼ考えられません。

そんな先入観から、「ギヤノイズだ!」と予測を立てた自分がバカでした(笑

 

よくお客様に「だいたいどのくらいかかりますか?」とお問い合わせいただいた時には、

「分解して検証しないと予算は出ません」とお応えしていますが、まさにその実例!しかも安く済んだ方の実例です!!!!!

やはり弊社の作業方針は間違っていないような気がします。ご予算面では皆様出す前にご不安になられると思いますが、

やはり分解検証してきちんと交換が必要なところだけ計算するのが、本当の見積もりだと思います。

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田

 

そのリールのベール、本当に下がってる??

2017.10.21

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

「ベール下がりがあるんですけど、見ていただけますか?」というご質問を頂戴することがあります。

 

まずは、こちらの写真をご覧ください。

 

 

がっつり下がっていないのでわかりにくいですが、ベール自体が少し下に反っています。

写真はダイワの12イグジストですが、ダイワだけではなくシマノでも起こりえる現象です。

このような場合は、ほとんど「手曲げ修正」で修復できます。反りがひどいと、ベールを起こすとスプールに当たってしまうこともあります。

逆に当たらなければ、ラインの巻き取りなどにはほとんど影響はありません。リールをじっくり見ないとわからないのと特段不具合現象が起きないのでで、気がつかないことが多いです。

このような、ベールの金属部分の曲がり、反りは、リールケースに入れて運搬途中に力が加わって曲がってしまうことがほとんどです。

力加減さえ間違えなければ、どなたでも修正できますので、「ん?下がってる?」と思われたら横から360度見回して、少しずつ曲げて見てください。

この時のご注意点!ダイワのエアベールは中空なので、力加減を間違えたり、なんども曲げ反りを繰り返すと、「ポキっ」っと折れます。。。。

シマノも曲げ加工しやすいですが、やりすぎるとグニャグニャベールになってしまうのでご注意を!!!!

 

ダイワ製品で多いのが次のパターンです。

この写真をご覧ください。

 

 

ちなみに、これは「正常」のパターンですが、

写真のベールアームの取り付け穴が磨耗して、写真でいうと左下の方向へ、まさに「下がっている」ことが結構あります。

取り付け穴は、次の写真のところです。

 

 

ドライバーで指している部分の穴です。

機種により、この穴にプラスチックのカラーが施され、磨耗対策はされていますが、釣りで常時稼働しますので、どうしても磨耗してしまいます。

 

ベールアームが下がった状態で使用すると、ラインがよれたり、巻きにムラが出てライントラブルになることが多いです。

ここはみなさん、結構チェックしておいたほうがいいと思いますよ。

 

また、ラインローラーのBBチューンをご自分で作業されたユーザーさんのリールで、ベールが下がるのではなく、ラインローラーの角度が変わってしまっているリールが時々あります。取り付け位置を正確に取り付けしないとよくなりますので、注意して取り付けていただくか、不安な時は作業を弊社へご依頼いただければ、きちんと取り付けさせていただきます。

 

リールメンテナンスドットコム 内田

 

オーバーホールに出す周期はどの位が最適?

2017.10.20

 

 

みなさんこんばんは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

「リールをオーバーホールに出すのは、どのくらいのタイミングや周期で出せばいいんですか?」というご質問を受けることがあります。

 

弊社では、以下のようにご案内しております。

 

・海水・汽水使用1ヶ月の釣行回数4回以内で毎月釣行 淡水使用1ヶ月の釣行回数8回以内で毎月釣行

→1年に1回を目処にオーバーホールへ

 

・海水・汽水使用1ヶ月の釣行回数6回以上で毎月釣行 淡水使用1ヶ月の釣行回数15回以内で毎月釣行

→半年に1回を目処にオーバーホールへ

 

・それ以外に、ゴロゴロ感や違和感がひどくなったら、

→上記周期とは別に臨時にオーバーホールへ

 

・特に全く気にならなければ

→上記周期にこだわらず、違和感を感じたタイミングでオーバーホールへ

 

そう、もうお気付きの方もいらしゃると思います。

弊社整備依頼書の「釣行回数」はリールの使用状況を把握するため。ただのアンケートじゃないですよ。

 

あくまで目安です。

釣行回数が多かったり、遠征が多いユーザーさんは、「少しおかしい」と思うタイミングで早めに出した方が、交換部品が少なくて済みます。

あとは、釣行後のセルフメンテナンスをマメに行なっていれば、オーバーホールに何回も出して高くつくことも少なくなりますし、何よりご自分のリールの不調を早めに気づくことができますよ!

 

リールメンテナンスドットコム 内田

 

 

 

回転時ゴロゴロの意外な盲点!

2017.10.18

みなさんこんにちは!リールメンテナンスドットコムの内田です。

「回転時にゴロゴロする」というのはこの仕事の永遠の課題な訳ですが、なんでもかんでも「ギヤが悪い」というのは間違いですよという一例です。

まずはこの写真をご覧ください。

 

 

ハンドルノブを分解した写真です。

作業してみたら、ハンドルノブのベアリング不良で、他は全く問題なかった!なんてこともあります。

ベアリングはあらゆる回転駆動する部分のスムーズさを向上する働きもありますが、

その反面、塩がみしたり磨耗してしまうと、ゴロゴロして、フィーリングに直結してしまいます。

 

もちろん、この事例のように全ての場合でハンドルノブのベアリングが原因で。。。。というわけではありませんが、疑わしいところは徹底的にチェックしないと不具合を見落としてしまう場合もあるということです。

 

ここで、ユーザーの皆さんに、「ゴロゴロする」時にどこに原因があるのか予測を立てる方法をご案内します。

 

パターンA

・ルアーを回収したり、実際に釣りをするときだけゴロゴロする。シャーシャーとすごい音がする。

・無負荷の状態ではゴロゴロしない。音も出ない。

この場合、ほぼ間違いなくラインローラーのベアリング不良です。オーバーホール時にクリーニングして、この部分の悪くなったベアリングを交換することで回復できます。

 

パターンB

・釣りをしていても、部屋の中で回してもゴロゴロする。

・いい感じでシャーシャーと異音が出る。しかも常時。

この場合が一番厄介で、エンジン内部のベアリング不良、先ほどのハンドルノブのベアリング不良、ギヤ磨耗によるゴロゴロなどが考えられ、

これらの一部であったり、全部が複合的に悪かったりと、状況は様々です。

お預けいただくほとんどのリールがこのパターンなんですが。。。。(笑)

 

パターンC

・ゆっくり回すと奥の方でゴロゴロする。

・普通の速度で回すと全く気にならない

これは、このブログやお悩み事例でご紹介している、メーカー製造設計上の許容範囲のギヤノイズ、機械ノイズです。

オーバーホールや調整では修復できません。

 

ほぼこの3パターンです。お問い合わせ前に是非検証されてください!

少し分解のご経験のある方なら、ハンドルノブやラインローラーのベアリング交換位だったら、ご自分でできるのでは???

 

 

リールメンテナンスドットコム 内田

 

 

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